3周年桜守歌織100位・4周年桜守歌織100位+総合2500位への指南書

結論:石を6万くらいは貯めて、PLvを300以上にして走れる時間は走る!

自己紹介

花ざかりWeekend✿ のイベントから本格参戦した桜守歌織P。1周年前から参加しているため4回の周年を全部経験済み。今までのプラチナボーダー取得イベントはオーディナリィ・クローバー(TB02)となんどでも笑おうの2つだけ……のはず!

ラストアクトレスのときのボーダー壊れの予測からボーダー予測をするようになり、その結果として今までのイベントとボーダーを比較するといったBotの作成までしてしまった人です。実はこのイベント以前のわたしのツイッターアカウントは瀕死寸前の何も書かないに近いアカウントだったので、ここからツイートが爆発しています。

イベントボーダーの比較Botは以下のDiscordサーバーで展開していますよ。

https://discord.com/invite/QCDvAC9MWe

前日談:1周年 桜守歌織1000位・2周年 桜守歌織1000位

伝説の時代、1周年の桜守歌織1000位は、仕事とミリシタとその他を並列でプレイして余裕だと思っていたら意外と終盤がやばかったという記憶のみが残っている。

追いかけてくる1000位ボーダーから逃げるため、当時貴重品だったオートライブパスを駆使してマックで食いながらボーダーから逃げていた最終日の記憶しかございません。

なお、念の為過去ログを探してみたものの、当時は前述の通り何も書いてなかったので参照するものはなかったですね。

2周年の開幕期。PLvが208でスタートしていたようです。そして去年よりもだいぶ楽に歌織1000位を取って行きました。PLvは225まで伸びています。

3周年の開幕期のPLvを280程度でスタートしているので、実は周年楽曲をひたすらプレイすることこそが来年の周年で楽をするために必要な儀式かも……しれません。(楽曲プレイ回数を稼げて、経験値2倍でPLvを上げるのが良い)

1000位を取るためには周年曲220回プレイすればOKなんてとっても楽ですね!(3周年期間のとあるツイートから)

3周年 桜守歌織100位へ

3周年の直前のツイートはなかったので、1日経過のツイートを貼っておきます

おそらくPLvを280程度でスタートしているようです。

なんで3周年はいきなり100位を目指したのか? それはテレワーク導入で仕事を爆速で片付ければスキマ時間に軽く仕事を回すくらいなら難なく出来るというクソみたいな理由ですね。来年は同じこと出来るとは思わなかったので、ここで100位をとらないと二度と取れない! ということも理由でした。(4周年取ってるぞこいつ)

当然ボーダーグラフBotを作るほどに数字の扱いをしているため、目標とするポイントなど決めてたかなと見てましたが、桜守歌織100位ボーダーより総合2500位ボーダーが進捗早かったため、総合2500位を目安に走るようにしていたようです。

結局総合2700位くらいに倒れていますが、2500位を目指さなかったら桜守歌織100位も達成できていなかっただろうと思います。

3周年の準備

石を6万個と各種ドリンクを確か150個ずつくらい保存して参戦しています。

3周年の走り方

(注:3周年のアイテムは確か地図ですが、4周年のシルシという表記にします)

前半戦(元気消費最大2倍)では25消費2倍を利用しています。これは15倍消費で使うライブチケット枚数が450枚であり、30消費2倍では管理が面倒くさいのがあります。元気25消費2倍で走るとオートライブパスの消費が割と拮抗するため、この点も良かったりします。

後半戦(元気消費最大3倍)では原則30消費3倍を利用します。450枚まで5回で到達できるため、速度差が大きいのが理由です。ただしオートライブパスがほしい場合は時間をかけてでも回収することもあります。(多少時間がかかっても、ライブする体力がない場合はオートライブパスを回収せざるを得ないという人なので)

ブーストは当然シルシ生成に利用します。割る石の数を減らすほうが100位ボーダーでは重要です。

ここから計算をしていきます。実際何時間プレイしたのか? を概算すること及び、今後周年を走る際にどれだけ時間をかけなければならないか? を正しく認識するためにも重要な話です。計算する区間を省くとしても、以下の時間や獲得ポイントなどの条件については承知しておいてください。

なお、特にライブのプレイ速度はもっと詰められます(周年曲で毎時22回)が、計算の容易性やプレイヤーの集中力の観点から緩くしています

  1. 仕事1回の平均時間を20秒とします
  2. ライブ1回の平均時間を3分とします(1時間で20回プレイできる)
  3. シルシを貯める際はオススメの楽曲をMM15倍でプレイします
  4. ブーストはシルシを貯めます
  5. 周年曲は4倍消費します

数字的な獲得ptは以下の通りになります

  1. 450消費ライブによるシルシ収集・Pt獲得は1071個・ptです
  2. 4倍消費周年ライブによるPt獲得は2148ptです
  3. ブーストを1回かけるとシルシが10710個・ptを手に入れます(計算最適化)

周年の走行時間を計算する(激重)

3周年では桜守歌織100位に入るために284万のポイントを確保していますが、ざっくり以下の式を考えます。……嫌な予感がする人は、式(4)まで一旦飛ばして、赤と太字の説明を見てください。

を満たす最小の(a,b)のペアがあって、シルシの収集は前半戦後半戦概ね均等に行うとします。

この式が意味分かんない! という人のためにしっかりと解説しますと、aを450消費ライブの回数、bを周年ライブのプレイ回数としたときに
 (1)の式は284万ポイントをどのように稼いだか(シルシ集め1回で1071ポイント、a回プレイしている)+(周年4倍プレイ1回で2148ポイント、b回プレイしている)+(ブーストでシルシ集めしている 1ブースト10曲・14回(3周年)している)を示します。右のほうが大きいのは、左が目標としている値だから 大きい分にはいくら大きくても(理屈上は)OKですからね。
 (2)の式は周年曲はシルシが無ければプレイできないため、シルシの稼いだ数でプレイできる以上の周年曲プレイがないように縛る制限の式です。シルシの空売りはできません!

当然ながらaもbも最小化したいので、最小のペアという条件をつけることで数学の計算ができるようになります。(なお、厳密解はダルくなるので、十分な簡易解を求めます)

このクソ面倒くさそうな不等式を計算するのキツそう…… と思った方、意外と楽なので普通に計算しましょう。

下の式を利用して、aとbの関係式を作ります。

\begin{align}
1071 \times a + 10710 \times 14 &> 720 \times b \tag{2}\\
1071 \times a + 1071\times 140 &> 720 \times b \nonumber \\
1071 \times a &> 720 \times b - 1071\times 140 \nonumber \\
a &> \frac{720}{1071} \times b - 140 \tag{3}
\end{align*}

式(3)を見て分かる通り、aの回数はブーストの分(140回分)だけ減るので、右辺に-140となります。ブーストがなければ-140もないですね。

ここで、(3)の式を(1)の式に代入します。ここで、厳密解ではなく簡易解が求まればいいので、以下の関係式が作れます。(1)式の右辺のaをより小さい(3)式の右辺に置き換えてなお目標の値を超えている状態を考えることになります。これで(1)式の右辺からaは消えます。

(4)のスッキリは何?! と思うかもしれませんが、数学に詳しいミリシタPなら何を当然という結果でしか無いと思われます。筆者は導出するまで気付いていなかった非数学クラスタです。

式(4)はすなわち「周年曲プレイするために必要なシルシとそれで得られるポイント」の和(720+2148=2868)を積み上げるのが周年のイベランの意味であるということです!(シルシを余らせるもったいないことをしない理想論で!)

式(5)は、式(4)の式より、式(3)の不等号の結果、式(1′)の右項のほうが大きくなりますよ、 というオマケです。

さて、式(4)を満たす最小のbを求めると、2840000÷2868=990.2371……991回となります。これを式(3)に代入すると

\begin{align*}
a &> \frac {720}{1071} \times 991 - 140 \\
a &> 526.21849
\end{align*}

となるので、aは527回となります。

周年の走行時間の計算結果

前の計算で、周年曲は991回、450消費ライブは527回プレイしたということがわかりました。ここで、450消費ライブは前半戦250回、後半戦277回プレイしたということにして、総消費時間を計算します。

前半戦の450消費ライブ1回にかかる時間は仕事プレイが9回+ライブ1回なので、20*9+180=360秒:6分です。1時間に10回プレイできるとします。前半戦は250回のシルシ集めがあるため、25時間をここで消費します。

周年曲は前半戦で400回プレイしたことにしますと、この消費時間は20時間です。前半戦の合計消費時間は45時間です。

後半戦はシルシ集め1周は仕事5回+ライブ1回なので、20*5+180=280秒:4分40秒です。雑に1時間に12回プレイできるとして、後半戦277回のシルシ集めにかかる時間は23.083333時間、まあ23時間です。周年曲の残りのプレイ回数は591回なので、こちらは時間単位で切り上げて30時間で、後半戦のトータルプレイ時間は53時間です。

周年の前半戦を6日間(月~土)・後半戦を7日間(日~土)として扱うと、仕事・リフレッシュタイムを除いてどのようにミリシタに時間を割くか見当がつきます。

完全週休2日制で土日休みとして考えると、周年のリフレッシュタイム9時間を除いて15時間が稼働できます。キャラ100位ボーダーで15時間稼働するのは畜生すぎるので、ここでは12時間プレイするとしましょう。すると、前半戦のプレイ時間は平日5日で33時間、後半戦は平日プレイ時間が29時間です。

模範的なホワイト企業戦士であれば、平日1日6時間をミリシタに割くことは十分に可能だと言えます。ぶっちゃけトイレで仕事をローテしてオートライブパス使うと5分消化できるので、仕事中にトイレにいく回数を水飲みまくって1時間に1回行くだけで8時間勤務の人でも1日30分のスキマ時間を発生させられるなど。仕事終わりの19時から24時までしっかりとプレイする や、昼の食事の際にオートライブパスを有効活用して少しでも稼ぐ といった入れ方をしましょう。

ちなみに、やりがちなミスとして、周りのPの終盤の追い込みを忘れていて余裕をぶっこいていて最終日に泣きながらミリシタをひたすら最高速で叩き続けるというとっても苦行があります。精神的にクルので目標値をしっかりと(リフレッシュタイムやオートライブ中に)計算して自分のプレイ可能時間を考えて走りましょう。

必要な元気は、527回分の450消費ライブなので、237150元気、3周年の私、約300Lvの時代であれば、237150/157≒1511回石を割るくらいの勢いなので、石が75550個あれば確実にカバー出来る ということになります。当然Lvアップで回復(40回)、ドリンク剤(100回分くらい)などで石を割る回数はもっともっと減りますから、多分6万個くらい叩き割って走ったのではないかと……。

ちなみに、3周年でこれだけの時間をかけて100位ボーダー争いをした結果、来年はもうやらない! と宣言したんですよね。4周年の3ヶ月前は副担二人を含めて1000位x3でいいや~ とか言ってたので。

4周年! 桜守歌織センターの100位ボーダーラン!

4周年は走らない。そう決めていたのですが、センター:桜守歌織という「うそでしょ!」案件となり、走る覚悟を決めることになったのでした。(だから5周年また桜守歌織がセンターになるといった運営のご乱心がない限り絶対に! 1000位狙いになります)

とはいえ、100位ランの辛さは昨年味わっているし、何よりセンター効果で伸びる可能性もある最悪の展開で100位を狙うのは正直厳しいと考えていました。

ここでまず目標値を定めました。昨年284万でボーダー争いギリギリだったのだから、いっそ315万という値を狙おう。これで2500位ボーダーにも食い込んでやる勢いで始めて、桜守歌織100位ボーダーの予測値が310万超えそうな事故があったらスパッと止めて副担1000位を狙おう! という目標値ありきのイベランにしました。

ちなみに、1000位ボーダーを確実に超えられる値として80万をセットし、70万くらいの値になったら100位ボーダーの伸びを確認する ということにしました。

一応事前準備としてイベントを完走させるために必要な周年曲のプレイ回数を計算すると以下の通りとなりました。

計算するとこんなイメージ。前回より周年曲を60回、450消費ライブセットを50回増やす……つまり13時間程度イベラン時間を増やさなければなりませんでした。あとは石の貯蓄必要数も、元気259200に対応するために74100個のミリオンジュエル相当の体力回復剤を用意する必要もありました。(上の画像足りていないの、おわかりでしょうか……)

ひとまず時間さえ確保すれば315万Ptいけるということが分かったあと、シルシ大量配布等で誤差が生まれたといった事故はありましたが、315万Ptを稼ぐために必要なことをすべてやる! という走法を開始しました。

今振り返ると、この時点で20万稼げよ! というツッコミをしないといけないのですよね。初日ののんびり具合が後々で足を引っ張ります。

特に短い曲が来たら蓄財をし、長めの曲の日に吐き出す作業をする。模範的なイベランを行っていきます。

この時点で130万ないと結構時間的に苦しいはずなのですが……(実際ラストがきつかった)

そして、9日目あたりでリアル体力が消耗しすぎて頭痛のためイベランが失速(実話)

これがきっかけで色んな所に余波が及び……

315万を目指すとなると……まあ、こういうことになります。

なお最終日の土日はずっとサンライズ瀬戸だのやくもだのサンライズ出雲だの様々な列車に乗っているというイベラン環境としては最悪だったことを記録しておきます。トンネル内では電波が途切れます。

315万は時間的に厳しいということが分かってきた出雲市駅でのお話。どこまで走りきって調整するか、ネタになるポイントを検討した結果、妥協点として310.3万Ptにきっちり揃えることにしました。

そして……

となり、結果総合1476位桜守歌織61位を獲得して無事4周年が閉幕となりました。

まとめ

周年100位ボーダーを確実に取りに行く。そのために必要なことは3つあります。

  1. 事前準備を怠らないこと
    1. 事前準備を忘れているともうどうしようもなくなります。
    2. 無償石をコミュから回収だけでなく、4周年のスケジュール管理も事前準備です。(1位を取るための場合はリフレッシュ時間外ずっと戦える覚悟と端末性能と時間と石さえあれば良い、なので100位みたいな副業と並行するプレイはやっぱ違います)
    3. 数字を考えて諦めるときは早めに決断する!(社会人は特に……)
  2. 自己の限界を見極めること
    1. 一回真面目に16時間とかミリシタの音ゲーをオートライブパスなしでプレイし続けてみましょう。普通に手が死ぬし目も死ぬと思います。
    2. 複数日ガッツリプレイしなければならない状態にしてみましょう(一般イベントを等倍でプラチナボーダー達成とか)。自分のプレイ限界時間が感じられます。
    3. 自分の限界以上のスケジュールを組んでも確実に破綻しますので、限界以内に抑えるか坂路調教適性を上げるなりして対応できるように訓練するかしましょう。
  3. 絶対に追いかけないこと
    1. ボーダーの下に回ってはいけない。特に24時間経過後はボーダーの下に落ちるとこの上なく面倒くさいし精神的に来ます。
    2. 目指すは先頭民族! ボーダーオーバーの景色は絶対に譲らない!
    3. ゴルシワープが出来るのは1000位くらいです。100位は時間がかかるので無理と心得ましょう。周年イベントは有馬記念。中山の直線は短いぞ!

最後に……

周年はウマ娘的なパラメーター風に言うと、5項目がちゃんとあるかの総合戦です。

総合100位/アイドル色段ボーダークラスはG1みたいなヤバいウマ娘プロデューサーが居ますし、総合2500位/アイドル100位ボーダーにはG2くらいのこなれたプロデューサーが、アイドル1000位ボーダーにはG3くらいを目指すプロデューサーがそれぞれ居るわけです。

G3だって立派な重賞です。1000位だって誇るべき称号がある というのは本当のところですし、それ以下のお祭りとしてプレイしている(出走している)プロデューサーだって、戦っていない(未出走馬:不参加)プロデューサーより誇っていい!

なんなら賞金額で比べたらお祭りプレイしている人が1等賞ですし(注:石を割らないこと。周年イベントは石を割らない方が立派な人だと私は信じていますし、運営もそれを望んでいることでしょう…… 走るプロデューサーが色々とやばすぎるだけで)、総合して言うなら、周年を楽しめたプロデューサー全員が勝ち馬なのです。

それでも、来年はアイドル100位を取りたい! 取ってプロデューサーとして胸を張って担当を応援したい! というスタイルのプロデューサーは、本稿を参考に(?)して予定を立てて、石を準備して、周年を走り切る決意と根性で頑張ってください!

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